

檜枝岐のそばはそば粉100%でつなぎを一切使わないため、最初に粘りを出すため熱湯を使ってこねます。
こねあがると、こぶしより少し大きめに小分けし一つ一つを直径50センチ程に丸く伸ばし、
何枚も重ね合わせてから、駒板などを使わず手を添えて切ります。
このように折り曲げず、布を裁つようにしてそばを切って行くことから「裁ちそば」と呼ばれています。
一般的には大きく伸ばして折り曲げてから、駒板を添えて大きめの包丁を押し付けるようにして切っているが、
昔から檜枝岐で栽培されていたそばは粒も小さく、粘り気が少なかったと思われます。
それで、粘り気を出すため熱湯を使い、折り曲げると折り目から切れてしまうため、
折らずに重ね合わせ、駒板を使わず包丁を引いて切る裁ちそばが生まれたと思われます。

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