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花泉は『地酒』、だから、ぜひ南会津の地の物と、楽しんでもらいたい。 そういう思いから、この南会津物産は立ち上がりました。 飲んで「ほっとするお酒」そんなお酒を目指しています。 花泉は、吟醸酒を造りません。 それは、吟醸の匂いが、せっかくの料理を駄目にしてしまうからです。 確かに一口目、一杯目は、香りが広がりとても美味しいのですが、それはお酒だけで楽しむ場合。 花泉は、食前酒ではなく食中酒です。料理と一緒に楽しんでもらいたいお酒です。 ふわりとした香りと、やさしい旨み、後味のすっきりさが、他のお酒には無い、花泉の大きな魅力だと思っております。 「ワキ、キノコ採り行くべえ」「イワナ釣り行くか?」「これ知ってっか?」酒蔵に入って、私は、この地域の良さを、蔵の皆さんに沢山教わりました。 蔵の方々は、Uターンの方が多く、季節ごとの良さ・楽しみ方を大事にしています。 そして、この楽しみ方には、必ず花泉が付いてきます。 「南会津の地酒」という呼び方がありますが、私はこの呼び方が大好きです。 その土地のお酒には、その土地の物が一番合い、その土地に行って、その気候風土を感じながら飲むのが一番美味しいと思っています。 私たちが造る花泉は、食前酒ではなく食中酒です。やさしい甘さと香りが特徴的で、それでいて後味がスッキリとしたものになっています。 料理の味を邪魔せず、さらに引き立ててくれるお酒。楽しみ方が分かっているからこそのお酒だと思います。 昨年から、この楽しみをみんなで感じたい、よその人にも感じてもらいたい、という思いから、「花泉雪中貯蔵酒と郷土料理の夕べ」を開催しています。 二年目となる今年は、県内外から150名近くもの参加がありました。 お酒は、この地域に欠かせない雪を利用し、4か月間、この雪の中でゆっくりと熟成させます。甘く、まろやかな味が特徴的です。 それを、地元の郷土料理と合わせて楽しみます。もちろん郷土料理は、地元の方々が作ってくれています。 この地域の郷土料理は、お酒に合う料理が多く、昨年このイベントで知った、「ニシンの麹漬け」は、私が一番好きな郷土料理で、お酒との相性は抜群です。 他にも、『ざくざく』、『なんばんぜい』『鯨汁』など、名前を聞いただけでは、分らないかも知れませんが、どれも美味しくて、お酒に合います。 このイベントに参加された皆さんは、この南会津南郷の良さ、楽しみ方を短い時間ですが共有できたのではないかと思います。 そしてゆくゆくは、地元の方が、友人知人を呼び、郷土自慢をする場所にできたらと考えております。 『料理は、お酒に合わせ、お酒は、料理に合わせる。』 現在、美味しいお酒と料理が楽しめるのは、この地域の人たちが、昔から、この南会津を楽しんできたお陰かも知れません。 まだまだ、私の知らない楽しみが溢れている南会津。よそ者の私にとっては、楽しみを見つける事・教わる事も、また楽しみの一つです
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